2016/11/11
テーマ: リリース / 2016 / すべて
今日は 2012/11/18 に公開した「分身カメラ」の紹介です。
動画の中の動いている人や物を分身させる、不思議な動画作成アプリです。
みなさん面白い動画を作っているようで。
あまりよく覚えていませんが、前景と背景が分離できればこんな分身動画が作れそうだなと思ったのがきっかけだった気がします。
今後としては、リアルタイム生成あたりができたらもっといいかなと思います。 作った当時は iPhone5 が最新でしたが、今はその頃と比べると性能もかなり良くなっているはずなので。
今後もこういう「おやっ?」と思うようなひとクセあるアプリを作っていきたいところです。(感じ方には個人差があります。)
開発日誌を書いてなかったころのやつなので不明ですが、ソースコードのタイムスタンプからすると 2012/10/13 あたりから作っていたような記録があります。レビュー待ちを 1 週間として、3 週間くらい?
入力動画の最初のフレームを「背景」として、「背景」を作業のための N フレームにコピーします。
次のフレームからは背景と差があるピクセル付近を「物体」とみなし、フレーム i の「物体」を i % N 番目の作業フレームに合成します。 「物体」の検出については、単純な画素の差だけだと結構ノイズが出てしまうので、いろいろごにょごにょしています。
入力をすべて処理し終わったら、作業フレームと BGM を AVAssetWriter を使ってファイルに書き出します。
改めて振り返ってみると、かなりシンプルなアルゴリズムですね。
以上、「分身カメラ」の紹介でした。
2016/11/11
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