【活動まとめ】【東京タクシー3D】2020活動まとめ〜馬場タクシー3D編
2020/12/30
テーマ: 活動まとめ / 東京タクシー3D / 2020 / すべて
2020活動まとめを書いていたんですが、馬場タクシー3Dの部分が長くなりそうなので独立した記事にしておきます。
馬場タクシー3D自体の説明は 【アプリ紹介】馬場タクシー3D: 人手が足りません! をご覧ください。
さて、今年もやる気になったりやる気がなくなったりの繰り返しでしたが、そこそこ開発/リリースできた気がします。
サマリ
- 累計 103,044 ダウンロード (12/30時点)
- バージョン 6, 7, 8, 9, 10, 11 をリリース
バージョンをちまちま 0.1 ずつ上げるのが面倒になったのでダダンと 1 ずつ上げるようにしました。心境の変化。
ダウンロード数は少なめです。今年は多くの期間を有料としたせいかもしれません。いろいろ模索中です。
以下、主な変更を列挙しておきます。
機能面の変更
- 新ランキングシステム導入
- ゲーム終了後に結果をシェアする画面の導入
- ビルや空を見上げる視点の追加
- 陣取りゲーム削除
- Sign in with Apple 実装 (規約で実装しないといけないということで実装したけど独占禁止法違反だろこれ。)
レース周りの改善
- レース9個追加(六本木チャレンジ, 永田町ジムカーナ, 青山スプリント, 芝公園周回カップ, 銀座耐久, 田町カップ, 五反田トライアル, P246, 赤坂ショートショート)
- レースランキングを追加
- 車両の物理演算の安定化
- レースガードレールを動的生成
- ステアリングロジック見直し
- 自動運転アルゴリズム改善
- レース中の順位計算おかしいバグ修正
- レース中にAIが落ちていなくなるバグ修正
- 地面モデルのキャッシュロジック改善
- レース後の表彰で地面が抜けるバグ修正
- ワゴンAIが動かないバグ修正
- AI挙動改善(進めないときカクンカクンしてた)
- レースコース画像を更新
都市レンダリング周りの改善
- 地面、空テクスチャ更新
- 空キューブ動的生成
- マップを山手線上半分から山手線全域に拡大
- ビルのレンダリング強化(building:parts, building:color,material などに対応)
- 手動入力だった繁華街判定をshop, amenity集計から自動判定
- Z-Fighting 改善
- Fog 調整
- 橋の立体構造生成(未リリース)
- 緯度経度の1度が同じ距離なバグ修正
- 手動で作った特殊ビルを廃止
見た目の改善
- ソーシャル連携 UI の強化
- バイブのon/off切り替え設定追加
- ハンドル操作方法切り替え設定追加
- 車テクスチャ改善
- 車の窓を光沢付き描画にした
- ゲーム結果画面をモダンに作り直し
内部の改善
- Java OpenStreetMap Editor(JOSM)による都市モデルやレースコースの可視化強化
- マップモデル生成の高速化, データ量の削減
- 依存ライブラリ更新(TwitterKit5に変更したとかFirebaseに乗り換えたとか)
- レースコース画像を svgwrite + Inkscape で自動生成するようにした
- レースまわりのハードコードをなるべく削減(レース追加コストが減った)
- アプリ紹介スクショをjson定義から生成
- ヘルプ HTML の枠組みを他のアプリと共通化
- 中間データの座標系を減らして簡潔にした
- blender2.9対応
- ヘルプ、ツイート更新
- safe area の特別対応を廃止
見かけたツイート
(最後のは 2019 だった)
まとめ
今までリリース速度優先でレース定義が各所にハードコードされていたんですが、これをほぼなくしてレース名や周回数、コースパスを定義するだけでレースが追加できるようになりました。これは当初からやりたかったことの一つなので実現できて嬉しいです。
マップを山手線全域に拡大したのも当初からやりたかったので、これも祈願成就という感じです。これまでモデル生成が遅かったりデータ量が多すぎて現実的ではなかったわけですがその辺を腰を据えて解決できました。
今後の見通しとしてはこんなところを考えています。
- レースを追加しまくる
- 橋をなんとかリリースする
- エリアレベル周りがたぶんやってて難しすぎるので、なんとなくやってればレベルアップするくらいにしてもいいな
- エリアレベル自体もエリアの形状とか複雑なことをしているので、グリッドベースにしたりしてもっと簡潔にしたい
2020/12/30
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