2021/06/25
テーマ: 税 / 2021 / すべて
毎年 6 月に住民税の通知が来る方も多いと思います。
住民税の通知には「寄付金税額控除額」が書いてあるので、ふるさと納税した分がちゃんと反映されているか確認してみましょう。
以上 2 点が OK ならちゃんと狙った分だけ税金が安くなっています。
※D - 2,000 が全額税控除されるような D を選んだものとします
所得税率は以下の通りです。
課税所得 | 税率 |
---|---|
1,000〜 | 5.105% |
1,950,000〜 | 10.210% |
3,300,000〜 | 20.420% |
6,950,000〜 | 23.483% |
9,000,000〜 | 33.693% |
18,000,000〜 | 40.840% |
40,000,000〜 | 45.945% |
ふるさと納税のカラクリ で解説したとおり、税金から控除される項目と額は以下の 3 つあります。
(1) 所得税からの控除 = (min(寄附金額, 総所得金額等の40%) - 2,000円) × 所得税の税率
(2) 住民税からの控除(基本分) = (min(寄附金額, 総所得金額等の30%)) - 2,000円) × 10%
(3) 住民税からの控除(特例分) = min( 住民税所得割額 × 20%, (寄附金額 - 2,000円) × (100% - 10% - 所得税の税率) )
※所得税の税率は復興特別所得税(所得税率×2.1%)込み
(1)〜(3) のうち、住民税の通知書に書いてあるのは (2)+(3) の分だけというのがポイントです。
筆者は、「寄付金税額控除額」がふるさと納税額と大きく違っていて、ふるさと納税額を間違えたか?!?!とびっくりしてしまいました(笑)
(1) は所得税が安くなる分なので、確定申告内容や還付金をもって確認すればよいでしょう。
2021/06/25
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